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[不定期]編集部コラム

日本インド映画化計画

2015/7/27

0727暑い…もういやだ……働きたくない………将棋すらしたくない…………あっ、どうも編集部Mことミヤケルです。

そういえば、みなさんは、なんでインドの人々は日本より気温が高いのに、熱いチャイを飲むのかをご存知でしょうか?

チャイとはインド式の紅茶のこと。生姜やスパイスなども入っているので、当然ながら身体が温まります。するとどうでしょう!

なんと外気との温度が縮まり、涼しいような気持ちになるのだそうです!!

つまり、体内に熱いサムシングを取り込むと、暑さに耐えることができようになるのです!(?)

そこで、夏バテ気味のみなさんに、観ると熱くなる、暑い国――インドの映画の素晴らしさ紹介したいと思います。
まずは、インドに2ヶ月ほどいて、映画館に入り浸って得た豆知識を(※あくまでも私見です)!

●インド映画には2つの派閥がある!

インドは北と南で映画の拠点が違います。

簡単にいうと、太ったヒゲのオッサンが活躍する映画は南。
今風の美男美女が活躍するのが北の映画。「ボリウッド」(ボンベイ+ハリウッドの造語)で、お馴染みの作品になります。

南インドのイケメン=あのヒゲのオッサンということですね。
文化の違いが如実に出ていて面白いです。

●インドの美女は英語を話す!

長く英国領であったために、インドでは多くの人が英語を話します。

なかでも上流階級の人間は、ほとんどが流暢に英語をしゃべるので、映画のヒロインになるような高嶺の花の美女はほぼ英語でしゃべるのです。

このため、字幕がなくてもなんとなくで物語の意味がわかったりするのです。

●ほとんどのインド映画には、休憩時間がある

インド映画は長いです……基本的に3時間くらいあります。ですので、途中に休憩が入る前提で作られている作品が多いです。

なので、前半の最後に大ピンチになって、最後に大逆転というのが定番になっています。
(ちなみに、インドの映画館では見どころになると歓声が上がったりします)

 

さてさて、長くなりましたが、私はそんなインド映画が大好きなのです。

あの無駄に思えるダンスシーンにも、実は理由があることに気が付きました。

「恋に落ちる」という邦画だと1本分かけたりする情報が、5分のダンスシーンに込められているのです!

踊りを見ていると、出会ったばかりの主人公とヒロインが運命の2人に思えてしまう――まさに大発明!!

そんなわけで、日本でも手に入れやすいオススメの作品を紹介します!

☆第1位『きっと、うまくいく』
→笑えて、泣けての青春映画! 文句なしの傑作です!!

☆第2位『ミルカ』
→実話を基にした陸上選手の映画です。壮大!!

☆第3位『タイガー 伝説のスパイ』
→インドの大スター・サルマン・カーンが大活躍! インドの人々は彼が筋肉を披露するだけで拍手喝采です……

とりあえず、この3作品は観る価値があると思います!(つまらないのは激烈に退屈なのでご注意を……)

他にもインドを舞台にした『スラムドッグ$ミリオネア』や『踊るマハラジャ☆NYへ行く』なんかもオススメです。

暑いときこそ熱い映画で、夏を乗り切りましょう!

※画像はイメージです

ミヤケル

月ブシの多くの漫画を担当する元・コミック番長。脱サラ気分で人生を過ごす変わり者だが、仕事が早く、切れ味鋭い毒舌を吐く。趣味の将棋は3段の腕前。新宿区の実家から通う都会っ子だ。

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