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10月14日「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The STAGE 中等部- Regalia」開演記念インタビュー!
2022/10/14
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▲左:青木陽菜、右:佐當友莉亜 舞台開演を記念して、青木陽菜×佐當友莉亜のインタビューを全編公開! 中等部のメンバーが「-The STAGE 中等部- Regalia」に懸ける想いとは――。 ※このインタビューの一部は月刊ブシロード2022年10月号に掲載されたものです。 |
青木&佐當が語る、中等部の素顔とは――?
――まずはお2人の自己紹介からお願いします。
青木陽菜(以下、青木):高千穂ステラ役の青木陽菜です。好きなことは、ライブに行くことと音楽です。ピアノが弾けます。ギターも趣味程度でアコースティックギターを弾きます。あとは、鳥が好きなので「ひなぴよ」と呼ばれています。
佐當友莉亜(以下、佐當):森保クイナ役の佐當友莉亜です。実は去年の夏頃まで会社員をしておりまして、スタァライトの舞台を観て、この業界に入りました。スタァライトのオーディションを受けるまでは会社員をしていたので、まだ業界に入りたての新人です。「さとゆり」と呼ばれています。
――ご自身の演じるキャラクターについて教えてください。
青木:私の演じる高千穂ステラちゃんは、ドイツの名門のシークフェルト家のお嬢様です。日本では高千穂ステラって名乗っているんですけど本名はステラ・シークフェルトと言います。
――シークフェルト音楽学院の校名にもなっていますよね。
青木:そうなんです。ステラは、歌もダンスもお芝居もなんでもできちゃう。舞台少女としては完璧な子なんですけど、幼馴染の(大賀美)詩呂ちゃんの前ではすごい子供っぽかったり。あと日本文化が大好きで、アニメとかゲームとかに目がなかったりとか。子供っぽいところと、舞台では完璧ってところのギャップがある、優しい、明るい、可愛い子です。
佐當:私が演じる森保クイナちゃんは、ステラのクラスの学級委員長をしています。エーデルの雪代 晶先輩を尊敬していて「自分もそこを目指して頑張るぞ」ってすごい努力家な女の子ですね。同じ中等部の(海辺)みんくと幼馴染です。クイナは基本的に真面目でストイックな子なんですけど、みんくは自由奔放な子で、すごく対照的な2人です。これからどう描かれていくのか自分もすごく楽しみです。
――中等部で特に好きな推しキャラはいますか?
青木:やっぱ自分のキャラなのでステラちゃんです! スタァライトってキャラクターの関係性の描き方が魅力的で、1対1で戦うレヴューがすっごく熱いです。ステラと詩呂とか、ステラと良子とかの関係性が大好きで。ステラと詩呂だと、詩呂はステラの考えていることが全部お見通しなので、それを知ったうえでちょっとからかったりとかするところも、愛おしいなって思います。ステラと良子だとちょっとステラがお姉さんっぽくなる。「教えてあげなきゃ」みたいな。人によってステラちゃんの一面が変わるのがすごく好きだなって思います!
佐當:好きなキャラクターって聞かれると、やっぱり私も自分の演じるキャラなのでクイナが1番好きです。初めにキャラクターを作っていく段階でヒアリングをしていただいて、キャストの私自身の好きなもの・苦手なものを聞いていただきました。それがキャラクターに投影されている部分がたくさんあるので、自分のキャラクターはすごく親近感があります。それでも自分と違う部分もあって。ステラに対しても初めのほうでズバッとライバル宣言をしたり、自分には無い強さを持っているので尊敬できる部分もいっぱいあるなって思います。
――自分とキャラクター、具体的にどんなところが似ていますか?
佐當:クイナと似てる部分……。これは本当にたまたまなんですけど、私も学生の頃に学級委員長をやっていたり、クイナちゃんもアクロバットが少しできて、私が元々バトントワリングをしていたので、少しアクロバットできたり……。
青木:努力家なところ、一緒だなって思った!
佐當:私は、自分のもともとのポテンシャルが高くないと思っているので、ずっと昔から人よりやらないと人並になれないって言い聞かせてやってきたので、その部分とかは似てたりするのかなと思います!
―――青木さんとステラの共通点は?
青木:ステラちゃんはお話のなかで、過去の舞台で台詞を飛ばすミスをしてしまって、ちょっとトラウマになっていて。私もずっと音楽をやっていたので、コンクールの本番でミスをしてしまったときの気持ちが痛いほどわかります。しっかりしているし、なんでもできるけど、どこか打たれ弱いというか。心の弱さみたいなところは似てるなって思いました。
――中等部のメンバーは5人いますが、残り3名、松澤さん、深川さん、久家さんについて、他己紹介をお願いします。まず大賀美詩呂役の松澤可苑さんからお願いします。
佐當:マツザワ(SNSなどで半角カタカナのマツザワと表記して呼んでいる)は……天然。
青木:あとは、絵に描いたようなThe女子高生って感じ。
佐當:5人でいるときに1番カメラを回すのが彼女です。
青木:以前スタリラでTikTokをやろうってなって、「音源何にする?」ってときに、私が「これとかは?」って提案するんですけど、松澤が「え!? それ古いよ! 誰も撮ってないよ!」って言って。すごい流行に敏感なのでそういうのもわかってて、私たち年上組で「知らな~い。そうなんだ~!」みたいになっていることが多いです(笑)。
――では次、小鳩良子役の深川瑠華さんについてお願いします。
青木:瑠華ちゃんは中等部の中で1番お喋り。
佐當:たしかに。2月のスタリラ舞台の楽屋でも何かしらずーっと喋ってた!
青木:スタリラ舞台のときとか、稽古してみんなヘトヘトなのに帰りの電車で「私ねー、なんとかでねー」ってずっと喋ってるんですよ!(笑)。
青木:「あんなハードな稽古してまだそんな元気なの!?」ってくらい(笑)。瑠華ちゃんもお喋り好きな女子高生って感じ。「今日学校でね~○○ちゃんって子が○○でね~」って学校のクラスのこととか話してくれて、そういうとこすっごい可愛いなって思います!
佐當:妹的な部分もありつつ、でもすごくしっかりしている子。私は舞台の本番直前に制服のリボンが曲がってて、瑠華ちゃんに毎回直してもらってました(笑)。
――では、海辺みんく役の久家 心さんはいかがですか?
佐當:おっとり~、マイペース。でも自分のルールがある感じがする。楽屋の使い方も、絶対この場所にこれがあって…とか。
青木:でも根本はしっかりしてて、1番舞台の経験が長いから、舞台のことはすごく聞いたりして助かりましたね。
佐當:私もたくさん聞いた! 舞台の稽古中だったり、小屋入りの前に必要なモノだったり基本的なこと全部心ちゃんにLINEで聞きましたね。
――どういうことをお聞きになりましたか?
佐當:まず、そもそも何を持っていけばいいのかから。
青木:初めてだからね、舞台。
佐當:自分でメイクするときの机に敷く手拭いが必要だよ、って。
青木:舞台に出る方は使う。
佐當:使うっていうのも心ちゃんから聞いて、「あったほうがいいよ」って。
青木:稽古中でも、「ここの台詞ないときはどうしたらいいかな?」とか、舞台上での振る舞いが上手なので、そういうところは積極的に頼って質問していました。
――様々なイベントを通し、5人で一緒に居る機会が増えてきている印象です。当初の関係性から変わった点などはありますか?
佐當:まず出会ったのが2021年の11月の決起集会で、その初対面から3〜4ヶ月後に舞台の稽古と本番で。やっぱりこういうご時世なので、ご飯に行って…とかもなかなか難しくて。だから、稽古後もずっとLINEでディスカッションをしていました。そんななかで、1番仲が深まったのは2月のスタリラ舞台での本番期間です。中等部5人だけの楽屋だったので、ほんとずっと毎日一緒に過ごしていました。そこでそれぞれの今まで見えなかった個性だったり、普段過ごしているクセだったりとか新しい一面を見つけて。
青木:スタリラ舞台での聖翔の1年生と戦うシーンのダンスがすごく難しくて、あれをクオリティ高いものに持っていくにはやっぱり練習が必要で…。息を揃えるのに稽古時間外でも練習したりとかして、やっぱり難しいことを5人で一生懸命やって、本番に向けて高めていったので絆が深まったかなと思います。
――稽古期間外でも集まったりしたんですか?
佐當:そうですね、自主練したり。
青木:そのなかで、みんなの得意不得意がだんだん分かってきたので、歌だったらこの人に聞こう、ダンスだったらこの人に聞こう、お芝居だったらこの人に聞こうみたいな。お互いに教えあったり、そういう関係性が見えたのもスタリラ舞台だったかなと思います。
――例えば歌だったら誰に?
佐當:私は、楽譜がちゃんと読めるとのが青木さんなので、楽屋でずっと彼女に聞いていました。
青木:ハモりあってる?とか確認したりとかありましたね。
――ダンスだったら?
青木:さとゆりに、それこそ私はダンスがすごい苦手だったので。
佐當:いっぱい練習したね!
青木:ここどう? 右左どっち? とかすごく丁寧に教えてもらって、すごい助かったな。
佐當:教え合いしてました(笑)。
――佐當さんは「元会社員舞台創造科」とのことですが、スタァライトを好きになったきっかけは?
佐當:自分が元々幼稚園から高校までずっとバトントワリングをしていまして。やっぱりバトンとかって大人になってから活かせるものじゃないと言いますか、これから特に人前でやることもないだろうと現役を引退して一旦やめたんです。その後普通に大学に行って普通に就職してっていうルートを当たり前だと思ってその道を進んでいたんですけども。ある日スタァライトの映像を見て、バトンを回して戦って歌っている人がいて、「あぁすごい」と思って、目が惹かれて全編見ました。競技でバトンをやっていたのもあって、団体って仲間だけどライバルで、自分がセンターポジションを取りたいって気持ちがあるっていうのが、自分も葛藤していたところなんです。スタァライトって舞台でもアニメでも、その感情を全部出してぶつけ合うっていうのが、自分はそこまでできていなかったなって。自分の感情を表現するのが苦手と言うか、自分にないところで、そこに惹かれました。
――九九組やエーデルの先輩たちと中等部との違いや、ならではの魅力などはありますか?
佐當:難しいですね…。以前の舞台挨拶に小山さんがいらして、その際に、「舞台を重ねるごとに失敗できない気持ちが強くなって、どんどん緊張していく」みたいなお話をされていて。そういうお話を聞いて、今の私たちにしかないのって「物怖じしない心」かなと思って。先輩方っていろんな場数を踏んできて、いろんなプレッシャーを背負ってお仕事をされていると思うんですけど、私たちってまだキャリアの少ないメンバーも多くて、良い意味でも悪い意味でも恐れずに突き進む力は持っているのかなと思います。伸びしろしかないなと。
――青木さんはいかがですか?
青木:年齢とかそういった意味ではなくて、フレッシュさはあります。まだまだこれからの舞台少女たちなので、どんな展開になっていくんだろうって、ワクワクできる要素があると思います。ゲームのイベントタイトルにも「未来の舞台少女」とあったりして。これから応援していただけるようなそういうワードが多いです。
――「アニメイト全県制覇への道」で全国のアニメイトを回られていますが、いかがですか?
佐當:私は1度九州の方に行きました。時間を予告せずに名刺をお配りしたんですけども、前から待ってくださるお客様がいらっしゃったりして、すごく暖かい気持ちになりました。お店の方もこのためにイラストを描いてくださったり。みんく役の心ちゃんと一緒に行ったんですけど、私たちのメンバーカラーがピンクと緑で。ポスターを飾るための装飾もピンクと緑のリボンを使って作ってくださったりとか、お店の方の愛をすごく感じました。
青木:私は今月東北に松澤可苑と心ちゃんと行くんですけど。それこそ私出身が宮城なので、宮城のアニメイトに学生時代、学校帰りとかに行っていました。自分のキャラクターを背負ってご挨拶できるってのは感慨深いです!
――これから中等部の5人でやってみたいことはありますか?
青木:やっぱりホールミクサでのイベントが中等部色が出て楽しかったので、5人だけのイベントとかできたら!
佐當:曲が増えたら5人だけのライブとかも!
青木:トークイベントでも生放送でもいいですし、5人の空気感が伝わるイベントをしたいなって思いますね。
佐當:2人だけが生放送に出てたりとかした後に5人で喋っててると、「いつもの○○じゃなかったよね」みたいな会話があったり。
青木:それ松澤可苑じゃない?(笑)。
佐當:そう(笑)。5人だけでいるときのそれぞれの個性って、あまりまだみなさんに届いていないので。
青木:先輩がいるとどうしてもシャキッとしちゃう。
佐當:いつか5人で表に出ることができたらいいな~って思うし、スタァライトの楽曲が大好きなので、いつかライブって形で歌を届けられたら嬉しいなって思います。
佐當:10月に舞台があって、主題歌CDももう発表されているので、曲が増えたらまた。
――10月舞台の新曲は聞いてみてどうでした?
佐當:新しいです!
青木:新しい! 以前の「シークレット☆リトルスタァズ」はキラキラ可愛い曲なんですけど、「Regalia -継承-」も「アフレぐ!〜Aufregendes leben〜」も今までの中等部のイメージとは結構違くてビックリすると思います。
佐當:生まれたてのフレッシュさから少し進んで1つ殻を破った感じです。
――では最後になりますが、これからの活動に向けての意気込みをお願いします。
青木:スタリラ舞台が中等部の初登場だったんですけど、そこからスタリラに実装されて、ストーリーが展開されて、新たな中等部の姿が段々見えてきました。それを踏まえて、10月の舞台では彼女たちがどんなキラめきを放つのかぜひ劇場に観に来ていただきたいです!
佐當:「舞台少女は日々進化中」の言葉通り、まだまだ伸びしろしかない5人ですので、みなさんに暖かく見守っていただけたらなぁと思います! 私も個人的にはこの舞台のために新しくチャレンジしていることがあったりとか、少しでもみなさんに成長した姿をお見せできるように努力している最中ですので、ぜひぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです。
――ちなみにチャレンジしていることってお聞きしてもいいですか?
佐當:殺陣を習いはじめました!
青木:え! 私も殺陣習ってる! 舞台稽古で初めて1から教えてもらうのもちょっとね(笑)。
佐當:スタリラ舞台では制服のまま武器なしの殺陣だったんですけど、今回はついにレヴュー服を着て武器ありの殺陣なので、やっておきたいなと。2月とは全く違った状況になると思うので、少しでも稽古期間、本番期間も落ちついてできるように、今から事前に頑張ってる最中です。
――ありがとうございました。中等部みなさまのこれから、楽しみにしております!
少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The STAGE 中等部- Regalia
▽日程
2022年10月14日(金)~24日(月)
▽会場
飛行船シアター
▽出演者
青木陽菜 松澤可苑 深川瑠華 久家 心 佐當友莉亜/
野本ほたる 尾崎由香 竹内 夢
篠原ありさ 原田くるみ 森永さくら
【日替わりゲスト】
小山百代 倉知玲鳳 佐々木未来
公式ホームページ:
https://revuestarlight.com/musical/stage_siegfeld-2/
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月刊ブシロード2022年11月号では中等部キャスト5名のコメントを掲載中!
「-The STAGE 中等部- Regalia」に向けての意気込みと見どころは必見です!!
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