[不定期]編集部コラム

光アルトコロニ影ハアル――

2016/3/7

将棋名人戦の挑戦者が、佐藤天彦八段に決まりましたね!

どうも、棋力がここ2年くらい停滞していて、まったく昇級の予感もない編集部Mことミヤケルです。

さてさて、名人に挑むには「A級」という将棋界のトップ10名による、総当りのリーグ戦を勝ち抜かなくてはいけません。

もちろん、全員が正真正銘のトップ棋士。「A級」というのは、すべての将棋人たちの憧れなのです。
(棋士は150名程いて、基本的に「C級」2組から始まり、「C級」1組→「B級」2組→「B級」1組→「A級」と昇級まで最速で4年かかります)
※昇級できるのは各クラスで、年に上位の2~3名

順位戦の持ち時間は1人6時間(!)。

朝から始まる対局が終わるのは、基本的に深夜になります。

中でも、名人への挑戦者が決まる「A級」の最終日は、「将棋界のいちばん長い日」と呼ばれるほど特別なものです。

「別に最終日を待たずに、全勝とかで挑戦者が決まることもあるやんけ! そうしたら、何の楽しみもないやん。無じゃん! 空じゃん!!」

ご意見はもっともですが、それは違います。

いちばん熱いと言われているのは、名人への挑戦権ではなく「A級」から「B級1組」へ降級争いなのです!

名人への挑戦者が決まる栄光の「影」には、必ず降級していく棋士がいます。

落ちると知っていようとなんであろうと、最後まで死力を尽くして戦う姿勢に人々は感動するのです。
(ちなみに、将棋の世界には「消化試合ほど全力を尽くせ!!」という大原則があります)

スポットライトの光の外にこそ、本当のドラマは生まれるのかもしれません。

(以上が前フリ将棋話の最長記録です……)

そんな、栄光の「影」にスポットを当てた作品――『光の剣士 外伝 †SHINE OF SHADOW†』が、明日発売の月刊ブシロード4月号に掲載されます!!

付録カードにもなっているブラスター・ダークを中心として、シャドウパラディンの物語です。

2月19日(金)発売したブースターパック第6弾「刃華超克(じんがちょうこく)」に収録されている、あのユニットが関係しているとか!?

コシミズマコトの熱筆っぷりをご堪能ください!!

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ちなみに今回の付録のダークは、W1000導者キャンペーンの景品だったアーメスと対をなすカードだぞ! これ豆(知識)な!!

ミヤケル

月ブシの多くの漫画を担当する元・コミック番長。脱サラ気分で人生を過ごす変わり者だが、仕事が早く、切れ味鋭い毒舌を吐く。趣味の将棋は3段の腕前。新宿区の実家から通う都会っ子だ。

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